たんぽぽをみても、
すぐ近くのアリの巣穴をみても、
知らないことだらけだ。
綿毛の構造が面白くて去年もあれこれ見ていた。
今年は変わり目が気になり、
「黄色から綿毛に変わる間際ってこんな風か〜。」と触って確かめてみると、綿の詰まり具合などもわかる。
図鑑にも載っているだろうし、
調べれば出てくるだろうけど、
「黄色から綿毛になるの、当たり前でしょ」
「綿毛で飛んでいくんだよ」
では終われない驚きがある。
最初の綿毛の収納力とか、そこからの球体への開き具合とか、
綿毛の驚きの軽さ、繊細さ、丈夫さなども含めて
自分の目で見たり触ったりの感覚と、
自分なりに記録に残すことを通して、
自分の中に積もり残っていく「知」がある。
そういえば、約1年前の春、
学生&外国人の先生方とFeel度Walkをしたとき、
黄色の花と、白い綿毛のものが、
同一の「たんぽぽ」だとは知らなかった!
という話がでた。
そうだよなぁ。確かに、同一のものだとは思わないよなぁ。
こんな陽気そうな黄色からふわふわ白いものになる変身なんて、誰が思いつくだろう?
しかも、そこからバラバラに飛ぶんだよ?
すごいよねぇ、こんな変身も、ありだよねぇ。あっと驚く変身の1つにも使えそうじゃない?
……とあれこれ思いつく。
「え!これ、ダンデライオンなの?」
というやりとりをその先生としたとき、たんぽぽって英語だと、ポンデライオン(ミスド商品の)みたいな名前なんだなぁ〜とも思ったw
ストーリーとともに記憶されて、わざわざ覚えようと思ってなくてもふと思い出してしまう。
名づけって英語も面白いなぁ。
日本語ではたんぽぽ…なんでたんぽぽなんだ?
そういえば、小学校でそれを問いにして、あれこれ友達と話している子がいたな……(これまたふと思い出す)
そうそう、
下関にある海峡ゆめタワーも、光ると綿毛みたいな見た目だったな。(できた当時は、大仏という人もいたけど)
構造的に見ると、プラネタリウムもなんか浮かんでくる……
そこで、たんぽぽの綿毛の構造がなんとなく気になって調べてみる。
すると、思いも寄らぬ「地雷」というワードが。
たんぽぽからではなく、子どものときに遊んだおもちゃからの発想のようではあるが、たんぽぽの綿毛のようでもある!
竹で作っているなんて……こんなものがあるなんて……!
https://grapee.jp/27050#google_vignette
ひとまずは、ここまで。
思いつきから、あれこれつながる。
ひとつのものから、探究の入口っていくつもある。
入口から深めていくことだけに囚われず、
1つに根詰めずに、ゆるゆるとまた、
いつものFeel度Walkはひたすら続ける。