春休み最後の土日。
歩きやすい気候であるだけでなく、ソワソワ感、緊張感も感じてしまうこの時期に、心がゆるまり自然に開いていくFeel度Walkはぴったりだなと思います。
初めての参加や、お互いに初対面という中で、開始後、それぞれがじわじわ動き始めますが、
同じところをぐるぐる行ったり来たりしては、開始後30分経っても、入口付近(徒歩3分圏内)で止まってばかり!
雨上がりだったことで見つかるものもたくさん。
「こっちの葉っぱはどうなってるの?」
「水じゃない液体なら、落ちちゃうのかな?」
あれこれ会話も尽きず、
葉っぱの表面一つであれこれ試したくなります。
自然が豊かな公園で、この日は桜も満開手前のよき時期でしたが、桜だけに留まることなく、あらゆる春にセンサーが働いていきます。
足が止まって会話が止まらない状態が続きます。
「え、もう時間!?早い」というくらいの感覚で、ねりまの木を後にして公園を出ますが……
公園を出てからも、道すがら見つかるものがあり、その度に「どうなって、こうなった?」と、初対面同士だったにも関わらず、気づいたら思わずあれこれ話しちゃう関係が生まれています。
部屋に入ったら、みんなで「知図」タイム。
写真をじっくり見ながらスケッ知をのこします。
描くのに没入したり、
途中途中で自然と対話が始まったり。
描いたあとは、共有タイムで、自分の発見を語ります。
自分の発見をじっくり見てくれる人が多いことを感じ取ってか、子どもたちも安心して話したり聞いたりする様子が印象的でした。
眺めてみると、見事にバラバラなものたちが集まり、そのどれもが小さな世界を持っています。
自分の持つ世界を出してみることで、誰かが新たなつながりに気づくこともあれば…
自分が持っていなかった他の世界を受け取って、自分のモノノミカタが自ずと広がってしまう…
自分だけの発見でも、誰かだけの発見でもなく、みんなの発見=Our Discoveryとなって合わさっていくからこその面白さで、唯一無二の豊かな時間が今日もつくられていきました。